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介護福祉士とはどんな国家試験か

● 介護福祉士とはどんな国家試験か

≪介護福祉士とは≫
介護福祉士とは、「社会福祉士及び介護福祉士法」に基づく国家資格で、専門的な知識及び技術をもって、寝たきりや認知症のお年寄りまたは、身体・精神に障害があることによって、日常生活を送るのに支障がある人たちに対して、状況に合わせて、身体的・精神的に自立を助けるために、食事、排泄、入浴などの介護を行う人のことです。
また、介護される本人や、家族の人たちに対して、介護に関する指導なども行っています。

≪介護福祉士の国家試験の経緯≫
介護福祉士は国家資格で、1982年(昭和62年)3月23日に、中央社会福祉審議会などによる合同企画分科会から出された「福祉関係者の、資格制度の法制化について」に基づいて「社会福祉士及び介護福祉士法」が、第108国会で昭和62年5月21日に成立し、5月26日に公布されました。
「社会福祉士」と「介護福祉士」の国家資格は、その業務の適正を図る上で、定められました。
国家試験は、厚生労働省の外郭団体である、財団法人社会福祉振興試験センターが実施しており、第一次試験と第二次試験があります。

≪介護福祉士国家試験の形態≫
介護福祉士の国家試験は年1回で、1月下旬に実施される第1次試験(筆記試験)と、3月上旬に実施される第2次試験(実技試験)があります。
筆記試験は、全部で10科目あり、合格者の基準は「問題の総得点の60パーセント獲得を基準として、問題の難易度などで補正した点数以上の得点の者で、なおかつ、試験科目10科目全てにおいて得点があること」とされています。