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正答と合格基準について

  第25回 介護福祉士国家試験 解答例(PDF) 

結果講評

【午前科目】 科目別分析はこちら
 新カリキュラム対応の2年目として実施された25回国家試験でしたが、科目毎の問題数は初回と同数で踏襲されていました。
 さらに、厚生労働省が昨年示した「経済提携協定(EPA)介護福祉士候補者に配慮した国家試験のあり方に関する検討会報告」での方針通り、全問が「正しいもの」「最も適切なもの」など肯定表現の正答を一つ選ぶ問題に統一されました。
 その他、用語や文章表現に対しても難解にならないような配慮がされた結果、全般的に問題文も選択肢文も、短めの簡潔な表現の文章となり、たいへん解きやすい問題となっています。
 内容的にも出題基準にのっとった各事項を問う、おおむね基本的なレベルの模範的問題となっています。必須事項をしっかりと学習されていれば、一部のやや難度の高い問題を解答できなくとも7~8割の得点は可能で、合格基準点を十分に確保できるものと思います。
 (更新:2013/01/28 8:30)
【午後科目】 科目別分析はこちら
 午前科目同様、おおむね出題基準に則した基本的な知識を問う問題で構成されており、各科目の基本的な学習をていねいに積み重ねてこられた方は、確実に正答できたのではないでしょうか。選択肢文についても、判断に困りはてるような問題はほとんどなかったのではないかと思います。それだけに、学習が今一歩行き届かず、知識や判断基準が曖昧であった場合は、失点してしまう恐れもあります。介護福祉士として、どのような知識と理解が求められているかを示されているように思います。
 もちろん、一部に決して基本的とはいえないやや難解な問題もあり、各科目分析を参照していただきたいと思いますが、それが合否に響くような割合ではないといえます。つまり、合格基準点を確保するために準備するべきことは明確である、ということです。赤マル福祉の模擬問題や、複数年度の過去問題をしっかり解いて、知識の整理と判断の基準を理解する習慣を積み重ねていただけば、合格のために求められていることは十分にクリアーできるはずです。
 各科目の詳細な分析をご覧下さい。また、【Web自動採点】をご利用いただく(無料)ことで、受験された方全体の動向、過去の出題例との比較等ができます。 (更新:2013/01/28 8:40)

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