新カリキュラム対応の2年目として実施された25回国家試験でしたが、科目毎の問題数は初回と同数で踏襲されていました。
さらに、厚生労働省が昨年示した「経済提携協定(EPA)介護福祉士候補者に配慮した国家試験のあり方に関する検討会報告」での方針通り、全問が「正しいもの」「最も適切なもの」など肯定表現の正答を一つ選ぶ問題に統一されました。
その他、用語や文章表現に対しても難解にならないような配慮がされた結果、全般的に問題文も選択肢文も、短めの簡潔な表現の文章となり、たいへん解きやすい問題となっています。
内容的にも出題基準にのっとった各事項を問う、おおむね基本的なレベルの模範的問題となっています。必須事項をしっかりと学習されていれば、一部のやや難度の高い問題を解答できなくとも7~8割の得点は可能で、合格基準点を十分に確保できるものと思います。
(更新:2013/01/28 8:30)
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