今回の試験結果の概要は次のようになります。
合格基準点…91点(163点満点中)
なお、共通科目免除の場合…44点(80点満点中)
受験者…7,174人、合格者…4,446人、合格率…62.0%
不適切問題…なし
第19回 精神保健福祉士国家試験 正解一覧(PDF)
第19回 精神保健福祉士国家試験 合格基準点・合格者数など(PDF)
受験者数、合格者数、合格率は昨年とほぼ同程度、合格基準点については前回(第18回)よりも上がり、前々回(第17回)と同じ水準となり、新カリキュラムとなった第12回以降で最も高くなりました。得点しやすい問題が多いといった傾向が続いていますが、難問・奇問を減らし、確実に理解すべきことを中心に出題する、といった方針が今後も続くことが予想される試験結果となりました。
問題の出題内容は、精神保健福祉士として身につけておくべき事項が多くを占めていました。科目の一部に難易度の高い問題が多く出題されたものもありましたが、合格基準点が高かったことを考えましても、重要事項で確実に得点できたかが試された、ともいえます。出題される内容や難易度については多少の変動はあるものの、国家試験の合格のためには、過去問学習をしっかりと行い、基本や頻出事項を身につけることが必要不可欠、といえる試験結果でした。
なお、国家試験終了直後に、赤マル福祉が発表した解答速報と、試験センターから正式に発表された正解の間には、一問の差異も生じませんでした。
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