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保健医療サービス

この科目は、保健医療サービスに関連する制度や医療ソーシャルワーカーなどについて出題されます。
学習しにくい科目のひとつと感じていらっしゃる方もいるのではないのでしょうか?

今回のテーマは「医療提供施設」です。
今回の内容を通し、保健医療サービスへの理解を深めたり、学習を始めるためのきっかけになれば、と思います。

では始めましょう。
医療法で規定された「医療提供施設」ですが、病院、診療所以外に何があるでしょうか?

それでは確認です。

介護老人保健施設、調剤薬局(調剤を実施する薬局)

 

ちなみに、病院と診療所の違いですが、病床数の違いによります。
病床数20床以上(20人以上を入院させる施設)が「病院」、19床以下が「診療所」
これも合わせて理解しておきましょう。

続いて、医療提供施設について、実際に出題された試験問題を通して、理解を深めていきます。

社会福祉士 第25回 問題73を解いてみましょう。精神保健福祉士の方は、第15回 問題73となります。

 我が国の医療提供施設に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
1 診療所の管理者には、医師、歯科医師以外の者でもなることができる。
2 介護老人保健施設は、医療法上の医療提供施設である。
3 病院や診療所は、自施設の平均在院日数を広告してはならないこととされている。
4 医師が病院を開設しようとするときは、都道府県知事の許可は必要としない。
5 特定機能病院に要求される機能には、高度の医療に関する研修実施能力は含まれていない。

皆さん、正解の選択肢を選べましたでしょうか?
それでは、選択肢ごとのポイントをまとめていきます。

・選択肢1:医師、歯科医師以外の者は診療所の管理者になることはできません。
・選択肢2:これが正解です。介護老人保健施設も医療提供施設です。病院や診療所だけではないので要注意です。
・選択肢3:病院や診療所は、平均在院日数を広告することができます。
・選択肢4:病院の開設にあたり、都道府県知事の許可が必要です。
・選択肢5:特定機能病院とは、(1)高度の医療提供、(2)高度の医療技術の開発及び評価、(3)高度の医療に関する研修を行う医療機関です。

基本をしっかりとおさえることで、国家試験で合格するために必要な理解がどんどん広がっていきます。
理解できなかった選択肢についても、問題を解く→解説を読む を繰り返し、少しずつ理解を深めていきましょう。