国家試験「合格への道」国家試験に合格するには

社会福祉士、精神保健福祉士の国家試験に合格するための条件は何でしょうか?

1.合格基準点を超える点数をとること
2.0点科目がないこと

の2点です。
「そんなの当たり前のことじゃないか」という声が聞かれそうですが、合否の結果は、国家試験の点数のみで決まります。
つまり、1点でも足りなければ不合格となります。

良い例ではないのですが、実際問題として、いい加減に試験勉強をしても運良く合格基準点を超えられれば合格ですし、たとえ社会福祉に関する深く豊富な知識があったとしても点数が取れなければ不合格、となってしまいます。

ちなみに、ここ最近の合格基準点を見ますと、(一部の例外を除き)社会福祉士は80点台後半、精神保健福祉士は90点前後で推移しています。
例年の合格基準点を超えられるよう、試験対策を進めていくことが大切となります。

では、合格するためには、どのような対策が必要でしょうか?

合格基準点を超える点数さえ取れれば良いのだから、正解の選択肢を見つけ出す運の良さを磨いていくというアプローチを考える方もいるかもしれません。

しかしながら、その確率的には限りなく0に近く、合格するための対策としては、現実的ではありません。

実際には、多くの方が試験勉強を積み重ねた上で国家試験に臨んでいます。

さて、国家資格ですが、知識や技術が一定の水準以上であることを国が認定するものです。
つまり、社会福祉士や精神保健福祉士の有資格者として理解しておくべき法令や制度、援助技術などについて問われます。

試験問題を見てみますと、
・大学や養成校で習ったこと
・今までに出題された試験問題に関連したもの
が多く出題されています。

つまり、これらの内容について理解し、試験問題で正解できるようになれば、国家試験に合格することができます。

そして、もう一つの特徴として、出題範囲がとても広い、ということにも注意が必要です。

今まで試験勉強をされた方々からも「あまりに試験範囲の広さに苦戦している」といった声が数多く聞かれます。

とはいえ、過去問や参考書などで記載された内容で対応できるものも多く、ここで記載されていないものまで深く掘り下げる必要はありません。

国家試験に合格するための勉強法として、「広く浅く、深く掘り下げない」ことが重要となりますが、試験によく出てくる所を見極め、効率よく点数を取るためにも、過去問学習が欠かせません。

とはいえ、闇雲に問題を解くだけでは思うような効果は得られません。

試験勉強を進めるにあたり、国家試験に合格するために求められている力はどのようなものなのか、を知らなければ、長い時間をかけて勉強した割には思うように点数が取れていない、ということにもなりかねません。

次回は、国家試験に合格するために求められている力、すなわち合格力とは何かについてまとめてみたいと思います。