(更新:2011/03/29 20:00)
まず、実技試験の合格基準は全く例年通りであった。一方、筆記試験の合格基準は71点となり、近年より低い水準となったが、それでも合格率は48.3%と50%を下回ったところから見ると、筆記試験は難度の高い結果となったといえる。もし試験問題自体が特に難解であったという評価を為さなければ、新カリキュラム移行前の駆け込み受験が影響したか。しかしながら受験者数の増加は 400名程度であった。
赤マル福祉が事前に発表した正答と、今回の公式発表との差異は、形態別介護技術の事例問題の問題113で生じた。当初は4「十分に休養をとるように」というやや曖昧な支援内容を不適切と判断し、本来は活動的で外出好きのJさんに対して2「気分転換のため散歩に誘った」という支援を適切としたが、訪問介護員が独断で外出を促すことが不適切である点への認識が欠けていたため、ここに訂正させていただきます。
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