国家試験「合格への道」(4) 試験勉強を進めていく上で必要となる書籍

国家試験に合格する上で、過去問学習は必要不可欠です。

社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士の国家試験対策用の書籍は色々ありますが、参考書と過去問題集の2つは絶対に必要です。

そこで、試験勉強を進めていく上で必要となる書籍についてまとめてみたいと思います。

1.参考書
試験によく出てくる内容をまとめたものです。
過去問学習をしていると、わからない所が必ず出てきます。わからない所があれば該当する箇所を調べる、といった活用方法が主になるかと思います。
わからない所を理解できるようにし、点数を取れるようにするためにも、参考書は必需品といえます。参考書で記載されている内容を理解することにより、合格できる力が身につきます。
書籍によって一長一短ありますが、良いと思ったものを選べばOKです。

また、養成校や大学に通いながら試験勉強を進めている方は、養成校などで使っているテキストも活用するとより効果的です。

2.問題集
大きく2つに分類できます。

(a)過去問題集
今までの国家試験で出題された問題(過去問)について解説したものです。
合格するためには過去問学習が欠かせません。
出版社によって記載内容であったり異なった角度から解説がなされている問題もありますので、見比べてみるのも理解を深める一助になるかと思います。

(b)模擬問題集
予想問題や模擬問題など、過去問ではない問題集(いわゆるオリジナル問題)です。
過去に出題されたことのないような内容についての問題もあります。高得点を目指したい、という方は過去問学習を仕上げた上でチャレンジしてみても良いかと思います。

3.その他
それ以外にも、穴うめ形式の問題集もあります。
重要事項をまとめており、参考書的な要素もあります。
選択肢の判断であったり、 ◯×問題を解いていて、どこに注目したら良いかわからない、ということが多い場合、活用されても良いかと思います。

国家試験に合格するために必要となる書籍は、参考書と過去問題集です。(ここでまとめた1.と2.(a)になります。)

皆様の中には、合格するだけでは物足りない方(例:合格基準点を大きく上回る点数をとりたい)などもいらっしゃると思いますので、他の書籍については状況に応じて用意していただければ良いかと思います。

参考書や過去問題集を有効に活用し、皆様が合格できるよう応援しています。