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精神保健の課題と支援

この科目では、精神保健に関連した問題に限らず、それ以外の領域からも幅広く出題されるため、難易度の高い問題が多く出題される傾向にあります。

さて、今回のテーマは「メンタルヘルスアクションプラン2013-2020」です。
このメンタルヘルスアクションプラン2013-2020ですが、ここ最近、よく出題されています。基本的な内容とはいえませんが、このワンポイントアドバイスをご覧いただきながら理解を深めていきましょう。

では始めましょう。
メンタルヘルスアクションプラン2013-2020の原則とは何でしょうか?

それでは確認です。

メンタルヘルスなしに健康なし

「メンタルヘルスアクションプラン2013-2020」によりますと、
アクションプランは“No health without mental health(メンタルヘルスなしに健康なし)”を原則に、精神的に満たされた状態(mental well-being)を促進し、精神障害を予防し、ケアを提供し、リカバリーを促し、人権を促進し、そして精神障害を有する人々の死亡率、罹患率、障害を低減することを目標としています。

 

続いて、「メンタルヘルスアクションプラン2013-2020」について、実際に出題された試験問題を通して、理解を深めていきます。

精神保健福祉士 第18回 問題11を解いてみましょう。

 次の記述のうち、WHOのメンタルヘルスアクションプラン2013-2020に掲載されたメンタルヘルスの定義として、正しいものを1つ選びなさい。
1 精神疾患の治療を受け、現在は回復している状態をいう。
2 尊厳と権利について平等であり、理性と良心を授けられ、互いに同胞の精神をもって行動できることをいう。
3 精神障害者が社会参加する上で生活の支障となる物理的障害や精神的障壁を取り除くことをいう。
4 自身の能力を発揮し、日常生活におけるストレスに対処でき、生産的に働くことができ、かつ地域に貢献できるような満たされた状態をいう。
5 精神障害によって差別を受け、自らをコントロールしていく力を奪われた人が、本来持っている力を取り戻していく過程をいう。

皆さん、正解の選択肢を選べましたでしょうか?
この問題、難しく感じた方も多いと思います。
難しい問題であっても選択肢文をしっかりと読み、明らかに × の選択肢を見つけていくことで、正解を絞り込んでいくことができます。
それでは、選択肢ごとのポイントをまとめていきます。

・選択肢1:寛解についての説明です。
・選択肢2:世界人権宣言第1条の内容です。
・選択肢3:バリアフリーについての説明です。
・選択肢4:これが正解です。「メンタルヘルスアクションプラン2013-2020」の中で「メンタルヘルスとは、人が自身の能力を発揮し、日常生活におけるストレスに対処でき、生産的に働くことができ、かつ地域に貢献できるような満たされた状態(a state of well-being)である。」と記述されています。
・選択肢5:エンパワメントについての説明です。


「メンタルヘルスアクションプラン2013-2020」の内容につきましては、こちらをご覧ください。
http://ikiru.ncnp.go.jp/pdf/mental_2013-2020.pdf
ここ最近、よく出題されていますので、一度目を通しておきましょう。