東京都Kさん(男性)

 私は高齢者関係の職への就職を希望していました。医療ソーシャルワーカー等のように就職の際に社会福祉士の資格が必要というわけではありませんでしたが、特養等での相談員や地域包括支援センターで実質的な業務独占が進んでいることは知っていたので何としてでも欲しい資格でありました。

 本格的に勉強を始めたのは4年の春から夏にかけてだったと思います。その年の過去問やテキストは7月か8月くらいにならないと販売されないので、それまでは赤マル福祉の過去問演習を1科目ずつ行っていました。とにかく過去に出題された問題がでてきたら確実に正解できるようにと頑張っていました(7月の終わりくらいまで)。新しいテキストを購入したら、とりあえず一度読破しました。そうすると、過去問のワードとテキストの内容をリンクさせて頭の中でつなげていきました。しかし私の場合、テキスト自体を読んだのはその一回くらいだったと思います。理由として一科目の内容を理解しながら読むのに最低でも2時間はかかるからです。効率が悪いような気がしました。学校、赤マルで実施される模擬問題はすべて受けました。基本的には模擬問題、過去問題演習(赤マル)を一日1~3科目くらい解いて、わからないところあやふやなところをテキストを開き文章で確認するという作業を行っていたと思います。11月あたりまでは結構継続的にいくのですが、12月からなんとも言えない不安になります。「あと少ししかない」という不安もあれば、「もうかなりやっているはずなのにまだまだ時間があっていやだなぁ」という気持ちにもかられました。その月に実施された模擬テストの点数もそれまで上がり続けていたのにはじめて下がりました。今度は「合格できなかったらどうしよう」という気持ちになりました。それでももう時間がなかったので、今までどおりの勉強方法を続けていました。しかし集中度合は以前と比べるとかなり高まっていたように思えます。しかし集中力には限度がありますので、2時間勉強したら30分くらい休憩といった形で勉強していました。12月は試験に集中するためにバイトも辞めていて学校も週1~2くらいでしか行っていなかったのでたっぷりある時間を使いました。一つアドバイスとして、一日の勉強時間を「10時間!」とか決めるのはあまり良くない気がします。時間で決めてしまうと結局グダグダ過ごしてしまうような気がするからです。私の場合は「今日はこの3科目を勉強したら終わり」と決めていたので一日の勉強時間はバラバラでした。12時間くらい勉強する日もあれば、キリが良いということで6時間くらいで終わりにすることもありました。私にはこのやり方があっていたような気がします。とりあえず一早く自分の納得する勉強方法を見つけることが大事だと思います。最初からエンジン全開で途中で失速しないように息抜きも大切にしてください。赤マル内の掲示板を見ることもお勧めします。一緒に受ける人同士で何気なく話すのも気がまぎれます。また、赤マルのトレーニング問題は偏りが出てきてしまうのが好きではなかったので、過去問検索機能を使ってバランス良く解けるようにしました。

 本番の試験はかなり緊張します。前日はそうでもなかったのですが私は幕張の会場で人がとても多かったです。自分が「この中の3割(合格率)に入れるかな」とも思いました。そう思うと周りの人がみんな頭良さそうに思えてしまいました。幸い近くに友人がいたので少し気が紛れました。一応試験会場にはテキスト等は持っていきましたが全くといって良いほど使わなかったことを覚えています。試験が始まる数分前では覚えなおせるはずもなくかえって不安になると判断したからです。チョコを食べたり雑談したりと緊張をほぐしたり、モチベーションを上げることに徹底しました。勉強に関しては、今まで積み重ねてきた自分を信じることにしました。いざ試験が始まるとまぁ、大変でした。(笑)1問目、2問目などはスラスラ解けていったのですが、10問目から見たことない単語や人物が勢ぞろいでした。でもひるむことなく解き進めました。ここでのアドバイスとしてあまり1問に一喜一憂しないほうが良いでしょう。一喜は良いとしても一憂を数えたらキリがないからです。私は、午前午後で40問ずつくらい一憂していました(笑)。それから見直しを必ず行ってください。私は見直しをしてわかった問題やマークミスをしていた問題が多々ありました。大変危険でした。特に受験番号に気をつけてください。私はこれを見直す時間がなかったので不安で仕方ありませんでした。あと、模擬試験では時間が余るくらいの人でも本番では時間が足りなくなると思います。ペース配分に十分気をつけてください。また、試験の際のアドバイスとしては、「自分が一番頭良い」とか「自分が一番勉強したんだから」と思うようにしてください。いざ試験が始まったらマイナス思考は無用です。思いっきり自分に自信を持ってください。

 何日後かにいろんなところで解答が発表されると思います。私の場合は怖いので2月の半ばくらいまでマルつけが出来ませんでした。自分的には「70点くらいいや下手したら60点くらいかも・・・」と本気で思いました。友人たちも同じようなことを言っていました。結果は96点で0点科目なし、でした。自信の無かった友人たちも全員合格していました。その中では一番頭の悪い自分でしたが、点数はみんなと殆ど変わりませんでした。最後に一つ言えるのはこの試験は勉強すれば誰でも受かると思っています。熱意を持って勉強するのが大事です。それが合格への第1歩です。1歩踏み出せばあとは、自分なりに工夫しながら、モチベーションを高めていくことで合格に近づけます。絶対に合格率30%とか気にしないでください。どこかの校歌の歌詞にもありますが「やればできる」は魔法の合言葉です。こんなに危機感を持って勉強できる機会なんてないと思いますよ。