静岡県Kさん(女性)

 私は高校のときから相談員になりたいと思っていました。精神病等の本が好きだというだけで精神保健福祉士を目指していたのですが、1年生のときに必要な科目を落としてしまったことで進路に迷い、大学の教授に相談しました。「児童福祉に興味があること」「将来はスクールソーシャルワーカーのような学校の心理士になりたいこと」そのときに教授に言われた「あなたのやりたいことは社会福祉士に近いよ」という言葉で、授業を取り直せば精神保健福祉士への道にも進むことはできましたが、急遽進路を変え社会福祉士を目指すことを決意しました。福祉系の四年制大学ということでダブル受験も可能だったのですが、私の性格上ひとつのことにしか集中できない上に、成績もそこまで上位ではないのでまずは社会福祉士一本に絞りました。

 試験勉強は4月に赤マル福祉の過去問に少し手をつけていました。また大学のほうで国家試験対策講座が5月に開かれましたのでプリントで基礎から勉強しました。正直今までなんとなく授業を受け、単位をとって来たんだと身にしみて実感しました。共通科目3科目を終えたところで「こんなにたくさん覚えられるのだろうか。あと16科目もあるのに絶対についていけない」と思いました。授業が終わるとその科目の過去問を少し赤マル福祉で復習をしていました。大学4年生は暇だといわれますが、実際は就職活動・卒業研究等で忙しい中勉強をするのは本当に大変で、本格的にやり始めたのは夏ごろからです。アルバイトも夏で辞め、卒業論文は指導教授の協力もあって試験が終わるまで伸ばしてもらっていました。講座が終わった後は友人と図書室で夜遅くまで集まり、今日の講座で分からなかったところ、過去問を解いていて疑問に思ったところを話し合っていました。今まで友人と勉強をするのは焦りや不安が生まれるから苦手意識があったのですが、本気で受かりたいと思っている子達と勉強をすることをお勧めしたいと思います。いい意味で刺激になるし、メンタル的な部分も踏まえ、本当に支えになってくれました。
 秋になると模擬試験も少しずつ行われるようになりました。模擬試験を受けた後は、見たことのない単語や、知らなかったところ、間違えたところを講座のプリントにひたすら書き写しました。赤マル福祉の模擬試験でも同様です。つけたしや書くことで覚えられた気がします。また私は年表や図表を自分で作りました。年表は全ての教科を組み合わせたものを全てのプリントをみて調べ作りました。図表は例えば不服申し立て等です。グラフは教科書にも載っているのかもしれませんが、(私は旧カルキュラムで勉強をしたので教科書を持っていません)自分が見やすいように、わかりやすく自分で一度作ってみることをお勧めします。冬になると緊張というより怖さに襲われました。「落ちたらどうしよう」「間に合わなかったらどうしよう」と泣けてくることもありました。一緒に勉強をしていた友人より、模擬試験の結果がうまくいかないと人と比べてさらに落ち込み、ひとりで家に引きこもって泣きながら勉強をしていたときもあります。「友達だから一緒に居なければいけない」ではなくて、できるだけストレスがない自分がやりやすい空間を作るようにしてください。
 私は12月までに模擬試験の直しを終わらせ、1月はひたすら過去問を解きました。赤マル福祉様の過去問トレーニングで全てが100%になるようにしました。100%になりふくろうが羽根を広げたり、金色になる姿を見ることは大きな達成感と自信につながりました。1月はストレスとの戦いです。自分に負けそうになったり、自信がなくなったときには私はこのふくろうを見て「これだけやったんだから大丈夫」といい聞かせてきました。やり残しが無いよう、「やるだけのことはやった。これ以上できない」といえるまで同じ問題をひたすら繰り返してください。もう同じ問題はでないんだから本当にやっていていいのかと不安にもなりましたが、できることはただ過去問を覚えるまでやることです。答えの番号ではなく、どこが違うのかがわかるようになるまで何度も。

 前日、私は前のりをしたのですが私が持っていったものは自分が作り上げた信頼できるプリントと小六法のみです。前日は過去問は解きませんでした。一問でもできないものがあるとそれが不安や焦りに繋がり、できるものもできなくなると赤マル福祉のサポーターに言われたからです。プリントを一通り見直すだけに留めました。とは云いつつプリントを見ていても不安な箇所が出てきてしまい、結局焦りがうまれたのですが。就寝前には友人と小六法を音読しました。
 当日は荷物を減らすように教授から言われていたのですが、私は全て持って行きました。見る暇がないと分かっていても、どうしても不安な場合は持っていていいと思います。確かにあまり見ることはできませんでしたが、小六法・プリントがあるということが私にとってはお守りでした。服装は寒さ対策とはよくいいますが、動きやすい格好をしてください。私は、上はスウェットで受けました(笑)会場に着いたらまず、トイレの確認をし、済ませておいてください。席についたら周りは全く気にせず、というか見ないようにし、自分に集中してください。私は髪の毛を結び、冷えピタと耳栓をしました。人の目を気にしている余裕はありません。試験中はとにかく自分を信じてください。迷っても、絶対に違うだろ・・・と思っても必ず一番最初にこれだと思ったものにしてください。そのほうが後悔は少ないはずです。見たこともない、聞いたこともない問題が必ず出てきますが、「落ち着けばできるはずだ」と自分に言い聞かせ焦りが生まれたら深呼吸してから問題に取り組んでください。(しかし時間には制限があるので注意)共通科目が終わったら走ってトイレまで行きましょう。女子トイレは本当に並んでいます。教授の話ではお昼を食べながらでないと休憩時間が足りないという話も聞きました。共通科目での後悔は少なからず出てくると思いますが、頭の切り替えをし、「専門で挽回しよう」という思いで受けてください。

 今まで大して成績もよくなく、頑張っても頑張っても結果がついてこなかった私が、初めて努力が実りました。とにかく最後まで自分がやってきたことを信じてください。