岡山県Tさん(女性)

 今回はじめて社会福祉士国家試験を受験し、合格することができました。私は現在、子ども二人をもつ主婦です。私が今回、社会福祉士国家試験を受験しようと思った動機は、自分にとってとても身近な出来事が重なって今回の受験に至ったのです。
 まずは、祖母がアルツハイマー痴呆で要介護3の認定を受けたこと。そして福祉施設を利用する際、家族と祖母本人の意向を話合っているとき、「自分には何ができるだろう。」「どんな援助をしたら家族全員が納得して生活できるのか」を考えるようになりました。
 もう一つは、連日の幼児虐待によるニュースを見た時、とても胸が痛みました。
今の時代にこどもに食事を与えないネグレクトが存在することに愕然とし、身体や心の傷ついたこどもがたくさんいることに驚きました。それと同時に、母親のストレス・葛藤・産後の精神的混乱など。自分自身も経験しているからこそ理解できることもありました。結果として虐待が起こることは絶対に良くないし、許してはいけないことです。だからこそ残酷な経緯に至るまでに母親の胸の内を解放してあげられる施設やそれに対応できる女性職員が増えることを望みます。
 このような出来事をきっかけにして、自分が知識を増やすことが大事だとおもいました。そして自分が知識を得ることで誰かを助けることができるかもしれない。こどもを育てていく上での将来の目標にもつながると感じました。実際に医療・福祉・保険など身近に関わってくるので、これからも学ぶべきことはたくさんあると感じています。

 国家試験対策の勉強法ですが、まず何からそろえたら良いか悩みました。現役の学生でもなく、職場からも離れていたのでこの赤マル福祉との出会いが本当にきっかけになったと思います。私は、ノートパソコンをいつも持って赤マル福祉の「○×形式」をゲーム感覚で一通りやり、続いて「択一形式」を終えてから問題をノートに全て書きました。それを繰り返すことで覚えられるので自然と頭に入ってきたと思います。 週一回は過去問にも取り組み、わからない用語は教科書を参考にし意味を理解しました。
 Web模試は、自宅以外の場所で時間を計り、試験を想定しながら受けました。もちろん、時間も試験当日と同じ時間から始め、お昼ごはんも用意し、午後も同じようじはじめました。判定結果と弱点を把握することができ、結果に落ち込むこともありましたが「克服してやるぞ」という気持ちも芽生えたので受けてよかったと思います。
 私は赤マル以外に教科書「社会福祉士受験ワークブック2011」(中央法規)も活用し、細かい単語や歴史について学習しました。それ以外は活用しませんでした。あとは、自分なりの方法でまとめて書いてみること。どんな事業内容にもかならず人が関わり、行動を起こし、その歴史が積み重なっていることが把握できれば理解につながると思います。

 そして、今回受験当日まで精神的な部分で気持ちを維持させることが本当に大変でとても苦労しました。私は子ども中心の一日を過ごしていますが、自分の時間を確保し短時間の中でどれだけ身につけられるのかがとても不安で、勉強がはかどらない苛立ちや焦りを感じることもありました。しかし、どんなに短時間であろうと毎日やることを目標にして少しずつ前に進みました。
 試験前日・当日は、自分のまとめたノートだけを見ました。当日、会場はとても寒くカイロを携帯してよかったです。会場はマスクをしているひとが多かったです。女性の方は足元が冷えるのでひざ掛けなど持って行くと良いと思います。試験自体は最初に説明があるので良く聞いて記入間違えのないようにし、時間配分に気をつけて冷静にとりかかってください。細かいですが、えんぴつは尖ってないほうが使いやすかったです。

 どんな試験に関しても勉強方法は人それぞれ違うし理解するスピードも様々です。私も今回受験するにあたって、自分に適した勉強方法や環境づくりをいろいろ模索しながら日々を過ごしました。これから受験される方も、自分に適した方法を探りながら自分のペースで学習していただきたいと思います。たまには、趣味や勉強以外のことで気を緩めることも大切です。