埼玉県Nさん(男性)

(1)志望動機
私が資格の取得を目指した動機は、「せっかく福祉学科に入学したから」という理由です。大学に入学した当初は、特に福祉に興味があったわけでもなく、人の役に立ちたいという思いだけで福祉学科に入学しました。その中で、実習や就活、ボランティアをしていく中で福祉の道に進みたいという気持ちが大きくなっていきました。
しかし、「絶対に資格を取らなくては」と思うことはありませんでした。福祉の道に進むのであれば、資格があったらいいなあ程度にしか思っていませんでした。
現在は、社会福祉協議会に勤めています。社会福祉士を取っていてよかったなと思ったことは今のところありません。ただ、実際に相談者と関わる時には相談援助の基本を学んでいてよかったなと思うことが多いです。具体的には、相手の話を「繰り返す」ことや批判をせずに「受け止める」ことで、相談者から「あなたに話してよかった」と言っていただけることがあります。

(2)国家試験対策の勉強法
私は電車の移動時間や自宅でのすきま時間に赤マル福祉の過去問トレーニングを活用させてもらっていました。
過去問トレーニングを使っていてよかったのは、出題された問題と似たような問題をピックアップしてくれるところと、全ての選択肢について解説が付いているところです。特に後者については非常に助かりました。一般の参考書ですと、正答についての解説しか書いてないものが多く、なぜ正答以外の回答が間違ってるのか解説している参考書はありませんでした。
模試については、申し訳ないですが、大学で一回チャレンジしないといけないと言われていました。そのため、当時(2016年の12月頃?)は適当に回答してしまい、活用することはありませんでした。
学習方法については、大学で配布された各領域別の過去問に取り組み、領域が終わる毎に赤マル福祉で理解できているか試すという方法で学習していました。また、前述したように赤マル福祉はすきま時間に使うことが多かったです。紙媒体よりもスマートフォンの方が馴染みやすいため、紙媒体での勉強に飽きた時に重宝していました。
メンタルという部分では、緊張感を持たずに取り組んでいた記憶があります。「まあ、なんとか受かるだろう」と高を括って12月頃まで過ごしていました。しかし、大学まで行かせてくれた両親に恩返しをする意味でも、大学生活最後の集大成のためにもこのままではいけないという想いが強くなり、お恥ずかしい話ですが、試験日2週間前から国家試験の勉強を開始しました。メンタルで支えられたのは「両親への恩返し」と「大学生活最後の集大成」という気持ちを持って取り組んだ面が大きいです。
もう1つは、大学内で所属している同じゼミの学生の支えです。みんなで特に励ましあったわけではありませんが、「みんなも頑張っているのだから自分も頑張ろう」という気持ちになり、投げ出したくなる気持ちをコントロールしていました。
リラックス方法としては、休憩時間に好きな音楽を聴くことでリラックスしていました。

(3)国家試験本番について
試験会場によって異なると思いますが、私が受けた試験当日の教室の様子はだいぶ賑やかだったと記憶しています。他の大学では、受かる受からないということではなく、「受ける」ことが義務としている大学も多いらしく、記念受験をする学生が多かったため、賑やかでした。ですので、当日教室で過去問等を見直してはいましたが、正直集中して取り組むことは出来ませんでした。ですが、当日は朝早く(5時頃)起床し、家を出る時間(7時)まで過去問を見直していました。本当なら試験日1ヶ月前くらいから朝型にした方がよかったのかもしれませんが、朝は弱かったのでそれは出来ませんでした(笑)
あとは、私自身緊張するとお腹を下すことが多いため、下痢止めの薬を持って行っていました。自分の体調管理をすることも重要なことだと思っています。
当日はとにかく冷静でいることが大事です。他の受験生で解くスピードが早い人がいて、どんどんページをめくる人が複数人いました。しかし、そんなことは気にせず、時計を見ながら自分のペースで解いていくことが重要だと考えます。分からない問題はすぐに「あとで解こう」と割り切って、次の問題次の問題と進んでいくことをオススメします。そして、何より「あれだけやってきたんだから」と自信持って当日試験を受けることが大切です。そう思えるほど自分は勉強していませんでしたが、そう思えるほど勉強しておくことで、冷静になって解けると思います。

以上で、末筆ながら私の体験記とさせていただきます。赤マル福祉さんには本当にお世話になりました。ありがとうございました。私がこんなことを言うのは恐れ多いですが、これからも受験生のために頑張って下さい。