愛知県Fさん(女性)

知的障害児施設で保育士をしている、アラフォー女性です。養成施設(通信)2年生で社会福祉士試験を受験、現役合格しました。

(1)志望動機について
 児童施設のあり方が、児童を預かり養育することが第一義的な時代から、地域の子ども達を地域で育てていくステーション的な役割を持つようになってきたこと、それとともに、虐待・家族力の低下など、困難ケースが増えてきていることから、ひとりひとりの保育士がケースワーカー的な技術を持つ必要性を感じ、今回、社会福祉士の勉強をはじめました。

(2)勉強法について
 養成施設(○○○専門学校)の学生と言う立場でしたので、受験年度の前半は、レポート作成がメインでした。受験対策に向けて、5月~9月にかけて提出するレポート15本を、一週間に2~3本ペースで4月~5月中に終え、受験勉強は6月からはじめました。
<受験勉強に使った教材>
『赤マル福祉』
『社会福祉小六法2010』ミネルヴァ書房
『第23回社会福祉士国試対策 共通科目編・専門科目編』医学評論社
『社会福祉士国家試験模擬問題集2011』中央法規
「赤マル福祉模擬試験9月版・12月版」
「福祉教育カレッジ全国統一模擬試験」
「○○○専門学校模擬試験2009年度版・2010年度版」
<学習スケジュール>
・6月…『社会福祉小六法2010』より、『新・社会福祉士養成講座21巻』中央法規(○○○専門学校の教科書)に出てくる条文を書き抜き、整理。「一般・生保・児童・高齢・障害」分野に分け、5週間。
・7月~11月半ば…『第23回社会福祉士国試対策』(過去問題集)で知識を整理しながら、『赤マル福祉(○×モード)』でトレーニング。1週間1~2科目ペースで18週間。
・11月半ば~12月半ば…『赤マル福祉(択一モード)』でトレーニング。1週間3~4科目ペースで6週間。
・12月半ば~1月半ば…模擬問題集(3回分掲載)、模擬試験の復習(5回分)、過去問題(第22回)併せて9回分を、4週間。
・3~2週間前…模擬問題集・模擬試験で、いつも間違える問題を中心に、ノートづくり。
・1週間前…『赤マル福祉(○×モード)』をひたすら。
<勉強法について>
 まず、法律の部分から整理していきたいと思いました。やりはじめると切りがないので、教科書に出てきた条文を中心に整理していきましたが、後になって、もう少し突っ込んで、少なくとも、用語の理解は早いうちにやっておけば良かったと思いました。
 次に、過去問演習をやりました。使った参考書『第23回社会福祉士国試対策 共通科目編・専門科目編』は、過去問題の解説書で、使い勝手が良かったです。ノートは作らず、参考書に直接、書き込んでいきました。ややこしいところは、レポート用紙にまとめたり、付箋に書き込んで、貼り付けました。何度かやって、身についたと思える問題・理解の弱い問題にマークをつけました。さらに、『赤マル福祉』の○×モード・択一モードをやりました。赤マルは、スピードをあげることに重点を置きましたが、後になって、ノートを手元においてメモ書きしながらすると、後々役立ったと思いました。
 それから、模擬問題集・模擬試験の復習をやりました。はじめは一回分ずつ丁寧に、一通り終わったら、時間を計って、問題を解くスピード・解答率の精度をあげるよう、消しゴムで消しては、繰り返し解きました。本番の練習になるよう、自信のある問題・自信のない問題・まったくわからない問題に分けて、マークをつけていくようにしました。こちらも、ノートは作らず、解答集に直接、書き込んでいきました。
 そのあと、試験会場に持ち込む「お守り」用に、ノートを作りました。もう分かっていることは書かなくて良いので、いつも間違える問題、理解の弱いところを1科目2~4ページで、一冊のノートにまとめました。書く内容は厳選しました。そのことで全体の見直しができました。
 直前、一週間は、赤マルの○×モードをひたすら、やりました。最後の2日間は、参考書・模擬問題集・模擬試験につけたマークを見ながら、ザッと復習、お守り用ノートの見直しをしました。
<計画ということ>
 長いようで、あっと言う間の10か月間でしたが、なるべく細かく計画を立てるようにしました。4月におおまかな流れを計画し、レポートの時期・過去問の時期・模擬模試問題の時期と決め、1月の計画はあらかじめ白紙にしてありました。おおまかな流れは崩さないように、その中で、中期・短期的な計画を立てました。日曜日は、休養日または帳尻合わせの日として、空けておきました。科目数が多く、なかなか大変でしたが、余裕ある計画を立てることが、モチベーションを持続するコツかもしれません。

(3)国家試験本番について
 国試本番は、とても寒い雪の日でした。試験会場は最寄りの駅から臨時バスが出るとのことでしたので、早めに出かけ、早いバスに乗ったのですが、試験会場で、開場時間まで建物にも入ることができず、とても、寒かったです。充分な寒さ対策が必要かと思います。逆に、会場内では、特に午後になると暑くなってきて、気が遠くなる思いを何度もしました。「冷えピタ」が欲しいと思いました。試験時間がはじまってからは許可されないと思うので、午後試験は、あらかじめ貼っておいても良
いのではないでしょうか。問題を見ると「難しい」と、思うものです。やってきたこと・時間・犠牲にしてきたことなどを思い出し、決してあきらめないで下さい。

(4)10か月を終えて
 通信の学生でしたので孤独な受験勉強でしたが、なるべくお友達を作ることも、大切かと思います。赤マルの掲示板も、効果大かと思います。それから、ご家族や身近なご友人、社会人の方はできれば職場のご理解を取り付けておくのは、重要だと思います。モチベーションを保ち続けるのには、受験の動機をはっきりさせることが、重要かと思います。思い続ければ、必ず、結果は出ます。