東京都Kさん(男性)

1、志望動機
私は52歳、障害者支援施設で管理職をしています。平成18年に今の職場に転職、支援の現場で6年が経過した頃に相談支援業務の必要性を肌で感じ、通信制の養成校に入学しました。職場では施設入所支援に加え、短期入所・生活介護の事業を行っていますが、地域において主たる介護者の高齢化や障害者自身の重度化により、居宅での生活が困難となっている利用者家庭に数多く接して来ました。様々な課題を見聞きする中、専門的な知識に基づいた支援や他職種連携無くして「利用者の生活」を守ることはできないと感じ、社会福祉士を志しました。

2、.国家試験対策の勉強法
養成校卒業直後の第26回試験では合格基準点に2点足りず、悔しい思いをしました。在学中は国家試験対策として様々な資料や学習の場を提供して頂きましたが、自分にあった学習法を見出すことが出来ませんでした。単なる勉強不足が原因で届かなかったのは事実ですが、効率的な勉強方法に出会えなかったことも原因の一つだと感じていました。介護福祉士の国家試験、その他の資格試験で「過去問」の重要性は充分認識していましたが、初めての社会福祉士試験ではそれを生かすことが出来ませんでした。
「資格試験は過去問が重要、しかし効率的に学ぶには…」と考えながら参考書だけを揃えていた時期がありました。昨年の11月に入り、遅々として進まない学習に不安を感じていた時に「赤マル福祉」の言葉が頭を過りました。即刻申込み、それから毎日欠かさず赤マル福祉の過去問だけに取り組みました。以来、赤マル以外の参考書等は殆んど開くことはなくなりました。12月、1月と試験が近づくにつれ、一日に何回も専用ページと向き合いました。繰り返しますが赤マルの過去問しかやらなかった私ですが、日を追う毎に真剣さも増し、試験前日までに200時間は優に超える勉強量となっていました。時に「これだけで良いのだろうか?」と不安に襲われることもありましたが、過去問を解いていく過程で各科目を体系的に理解している自分に気付く様になりました。一問一答式・択一式を交互に繰り返すことで解答テクニックも自然に備わったのだと思います。また昨年受けた国試及び11月に受けた養成校主催の模擬試験によって苦手科目と認識した「福祉行財政」や「社会調査」は特に重きをおいて取り組みました。結果、国家試験の1週間前には「金フクロウ」がほぼ出揃い、緊張の中にも安堵した瞬間がありました。
昨年の不合格は良くも悪くも心理的に影響しましたが、今回2回目で合格した秘訣は「赤マル一本」に絞り、一心不乱に取り組んだことに尽きると思います。とにかく「まず問題を解く」「何度も繰り返す」「どこでも学習」を素直に実行すれば、年齢や経験に関係なく合格は間違いないと断言できます。寄り道をせず「赤マル福祉」を信じてください。

3、国家試験本番について
どれだけ準備をして臨んでも体調が充分でなければ実力を発揮できません。私の経験からいくつかのポイントを記します。
・試験前日は充分睡眠をとる。
試験時間は午前・午後に分かれていますが、合計4時間に及ぶ試験時間は集中力が途絶えがちです。途中で思考回路がショートしてしまい、一瞬何も考えられない状態を経験しました。疲れた身体で試験に臨むことは避けるべきです。
・試験中はとにかく落ち着くこと。
試験中、知らない・解らない問題が続くことがありますが、俗にいう「捨て問題」と割り切り、一問一答に専心することが大切だと思います。90/150を念頭に澱みなく解答していくことが時間配分の上からも重要で、残り時間で見直すことに徹すれば心理的にも余裕が生まれます。
・会場に慣れることが大切。
私は同じ試験会場で2回受験したため、どこに何があるか等が分かっていました。しかし、初めて受験する人を想定した場合、何もわからず会場入りするケースが多いと思います。開始間際ではなく、1時間程度早く会場に到着することをお勧めします。試験開始前に心理的余裕がないと試験に影響します。会場内でトイレの確保等、開始直前に苦労されている姿を数多く見ています。 以上、これから受験される方々に少しでも役に立てばと思い体験談を書かせて頂きました。確率で考えると難しい試験なのかも知れません。しかし、これなら大丈夫と信じて実行できる勉強方法に巡り合えば、結果は必ずついてきます。私は3か月間、赤マル福祉を信じて学び、社会福祉士に合格しました。