北海道Aさん(女性)

①社会/介護/精神保健福祉士 各資格取得の「志望動機」
  特に社会人の方は、現在どのようなお仕事をされていて、
  どのような必要をお感じになって資格取得を目指されたか、
  (支障のない範囲で)詳しくお書き下さい。

 私の子供は重度の知的障害を含む眼の病気、血管腫という重複障害を持って生まれて来ました。
社会福祉士をめざしたのは、息子が生まれて4~5歳くらいになった頃なので、もう五年以上前になります。その頃は離婚しておらず通信教育とスクーリングからのスタートでした。小さい息子が緑内障の手術をして入院している時、問題集を開いたり、中央法規の一問一答を買って問題を解いたり、ユーキャ○さんの通信教育をしたりしましたが、膨大な量と今までかかわったこともない、世界が幅広くそこにあり、荒涼とした世界にポツンと立っているようでした。いっこうに理解できず、2回ほど試験に落ちました。その間に保育士を取得し、息子は小学生になり非常に忙しくなってしまい勉強はぜんぜん出来なくなりました。三年ほど前に離婚し、母子家庭となってしまったので、また試験を受けてみようと思い直しまた一問一答から始めましたが、何と震災が起きてしまい、私は北海道に居たので被災者ではなかったですが、被災者の方々への国の対応、原発事故、そして日本人の感性など社会で気になることの方があまりにも大きかった為、SNSなどを通して日本の社会の見直しをすることとなってしまいました。私自身の価値観もひっくり返ってしまい、全く勉強は出来なかったです。試験も落ちました。でもそれは私が今回の試験で社会学をもっとも得意とし、得点した理由の一つにはなっています。次の年…昨年も同様日本社会を見つめてはきましたが、今年こそちゃんと勉強しようと本腰をいれました(笑)


②国家試験対策の勉強法
  特に、赤マル福祉が重点を置いている、過去問演習と
  模擬試験の活用法について中心にお書きいただけると幸いです。
  もちろん、他社の講座やお薦め参考書など受験生に有益と思われる
  学習手段についても、ご遠慮なくお書き下さい。
  また、方法論としての勉強法に加え、皆様の長期に渡る勉強のご苦労、
  メンタルな部分のコントロール法などについてもアドバイス下さい。

勉強方法はとにかく「書いて覚える」
こと。それを信じて常に勉強を進めました。試験直前になるにつれ書いて覚える暇は無く、解いて覚えるにシフトしましたが、まず社会福祉の全体像を捉える為、手帳に年号と重要事項を年代順に左のページは世界、右のページは日本という風に1ページ五年くらいを目処に書き込んでゆきます。膨大な量です。その補足内容を付箋に上に貼り付けたり、また他の勉強中にその頃にあった別の事項があればどんどん上に付箋をつけてゆきました。「現代社会と福祉」対策だったのですがそこにはあまり役に立たなかったです、笑、それだけだと面白くないので後でまた書きますが覚える為のとっておきのことがこの手帳には忍ばせて在ります、笑

あと、試験直前用のゴロ覚えは早めに始めました。これは全くゼロの状態から覚えるのにはとても便利な参考書です中央法規さんの「社会福祉士受験暗記ブック」という参考書です。この本はもう既にバラバラになっています。項目ごとに破り、無印良品の小さめノートに貼り付け片側に自分なりで作ったゴロや関連事項を書き込むという作業をしました。私しか見ないノートなので、他の人が見て解るようにはなっていません、笑

以上のことをしながら、赤マルさんの過去問に取り組みました。
こちらは書くのではなく、パソコンで問題を読み、クリックするということの繰り返しなので、ものすごく肩が疲れ、試験直前は右肩が常に違和感でした。ピッチャーのように孤独で右肩に違和感、一球しか投げられないピンチの中、とにかく集中し最初はろくに問題を読まずさっさと解いてゆく練習をしました。実はこれも後で書きますが試験に役立ちました。キーワードを問題文で見つけ、その答えを瞬時に見つけ出すという練習です。試験直前は今度は問題を最後まできちんと読んで時間内に解く練習をしました。使う脳が違うのでまた最初から勉強をしているような気の遠くなるような気持ちになることもありました。息子と二人暮し、息子は知的障害があるので、いつ眠るかわからない日は地獄のように思えました、笑、でも、息子をないがしろにして勉強をするのは本末転倒なのでその辺のジレンマたるや…本当に辛い時もありました。
赤マルさんで作った夏からのスケジュールを元に、時間を作るのではなく、短い時間に集中することをしました。勉強は息子が眠ってからの2時間程度、出勤途中の電車、朝スタバで三十分程度、どんどん過去問を解きました。フクロウ君が羽を広げるまで…五割は全部まず解いてゆこうとか、とにかくそういうことをも目的にして予定通りに行かないときはがーーーーっと進めたこともあります。苦手な科目は地域福祉でした。いくらやっても覚えられずもう途中でやめました。これはお勧めしません、笑。さっきも書きましたが社会学は得意になりました。心理学は河合隼雄氏の本を読んでマスターしました。問題を解くだけでは覚えられないこともあり、そうやって自分のものにしてゆきました。人体や法学も不得意、試験もいまいちでしたがこれは本当に本当に赤マルさんのおかげで、何とかなった気がします。苦手ながら何度も何度も問題を解きマゾ的に好きになりました。マゾ傾向があったほうが社会福祉士の試験はうまく行くと思います(断言)
専門科目は日常に沿った内容なので、赤マルさんの問題もすんなり解くことが出来楽しく勉強できたと思います。統計学は直前に必携を読み込んで頭に入れるというやり方をしました。短期記憶です。他の科目も赤マルさんで解いた問題で間違える問題を必携で探し付箋をがんがん貼り付けてゆき、直前はそこを読み込むということをしています。試験会場でも付箋を貼っているところを読んでいました。出ませんでしたが、笑
模擬試験は1月にやりました。12月頃「今でしょ今」と書かれていた気がしたのですが、やはり集中して模擬試験に取り組めるのが、息子が冬休みになって私も仕事を休むことが出来るクリスマス後からだったので、ちゃんとクリスマス正月を祝った私はその直後にガッツリと模擬試験に取り組みました。うちのプリンターは壊れているのでPCの画面を見ながらPCのメモ帳に答えをメモしておき一科目ずつ自己採点、間違えた問題は解説をちゃんと読み、メモ帳にコピペという作業をしました。コピペしても後で読むということはないのですが、あまりに間違えたので腹が立ちコピペしてこれだけお前はわかってないんだぞと自分を責め立てる気持ちでやりました、笑
この模擬試験は本当に本当に難しくて、もう、特にもともと苦手で昨年の試験では0点を取った行財政が難しすぎてもう自分はだめだと何度もバカな自分が嫌になりました。保育士とってるくせに、児童も間違えだらけでもう、ダメだもうだめだと何度も思いました。本当に赤マルさんには痛めつけられ成長しました、笑 が、何と恐ろしいことに、本当の試験はもっともっと難しかったとは…
他社さんの参考アプリは中央法規さんの「社会福祉士一問一答」です。私はiフォンなので、赤マルさんの試験はサファリからしか出来ず文字が小さくてやりづらかったため、特に電車の中ではこっちのアプリで解きました。苦手な科目だけ購入し、本当に基本問題しか出ていないので赤マルさんのように痛めつけられることもなく、笑、さくさく簡単に「習熟度90パーセント」超えられます。「なんだ解ってるんだ自分」と、軽く喜べます。だけど、家に帰って赤マルさんに取り組むとがっかりします。

基本問題は大事なので、これも大事かと思います。
あとメンタルな部分はさっきも書きましたがマゾになること、誰かのせいにしないこと、楽しい本を読んで取得すること、そして私のとっておき、「大好きな映画」の公開年を自分で作った福祉年表に書き込むということをしました。それでも、鬱寸前になることもありました。私はある夜勉強をしすぎてその日何も食べることも無く、母がくれた養命酒だけで過ごしたことがありました。夜中寝る前「このまま朝死んでたら息子がやばい」とぼんやり思ったことがありました。でも、死にません大丈夫なので、死ぬほど勉強をするのも覚悟のうちだと思います。とはいえ食べ物は大事です。新鮮な旬の野菜を食べましょう。時々の勉強後の楽しみにワインとチーズをたしなんだりもしました。自分にあめとムチ作戦がいいかと思います。

それと私は殆ど無かったですが、他人のささやきを気にしないことです。
「どれくらい勉強した?」「私ぜんぜんしてない~」と話しかけてくる、表向きの「同士」に惑わされたらストレスが倍増します。そんな時は聞いてないフリをするのが一番です。そういうことを話しかけてくるその人の惑わせタイという悪い心がいけないのです。無視が一番です。もちろん、自分もそれになってはいけません。黙々と一人で勉強する、日本式の野口英世や二宮金次郎的な勉強でよいと思います。


③国家試験本番について
  初めて受験する方々にとって参考となるような、試験当日の様子・注意点など、
  思い出してアドバイスお願いします

試験会場は北海道札幌市在住の私は「コンベンションセンター」でした。
それまでは自宅からは信じられないほど遠いどこぞの大学で行い、その大学も2棟あり、別の場所にあって試験会場が直前まで見つけられないことも過去にありましたが、できたばかりの通常学会などを行う目的で存在する、このコンベンションセンターは最高によかったです! 東京でいえばビックサイトをかなり小さくしたような感じといえばイメージ湧くかな?
札幌市本気かな? こんなステキ会場を社会福祉士の試験に貸すなんてと感動的でした^^

場所も地下鉄で一本、雪もちらついていましたがこの建物に入ってからは絶好調な気持ちでした。赤マルさんにアドバイス頂いたように息子を早めにヘルパーさんに預け、早めに家を出て試験会場で四十分くらい勉強しました。直前に語呂合わせノートを見てましたが、同じ問題が出た気がします。

試験中はいきなり後悔しました。ずっと一人で勉強していた為、別のたくさんの人が居る環境で集中できなくなったのです。今回隣に座った方がため息をついたり姿勢を変えたり、問題を手に持って解いたり、舌打ちしたりと、物凄く集中をそぐ方で、図書館で一度でも模擬問題を解いておけば良かったと思いました。
ぜんぜん集中できず、時間がぎりぎりになりました。そして何とおそろしいことに、「2つ選びなさい」をきれいさっぱり見逃していました。試験前に2つ選びなさいの説明は確かにありましたが、試験前の説明はただドキドキして「は?」という感じでした。問題は1つだけ選ぶものということに囚われ全く気がつきませんでした。もう絶対だめだと思いました。時間がとにかく無くて、時計を何度も見ながら予定を立てて問題を解いても試験問題が難しすぎて間に合いません。最後の問題をマークし終わった直後に試験終了なくらい、時間が無かったです。これから試験を受ける方には短時間で問題解く練習を行うことはとても大事だとアドバイスします。

昼休みに落ち着きを取り戻し長い勉強時間もあった為、やっと2つ選ぶ問題があることに気がつきました。
午前中よりも問題を難しいと感じなかったので余裕で解いていましたが、何と、午前中以上に時間が無くなりました。このままでは全問解けないと悟り、児童、老人福祉を飛ばして問題を解き、児童老人福祉は赤マルさんで練習した「ろくに問題を読まずに回答を探す」
やりかたで問題を解きました。この方法は回答する率は意外と高いですが、ろくに問題を読んでいない為「ではないものを選びなさい」とかまさに「2つ選びなさい」を見落としてしまうのです。あと事例もあるのでちゃんと読まざるを得ない問題もあります。でもただとにかく全問を解かねばという気持ちで解きました。

こんな感じだったし、自宅に帰ってからの自己採点は軽く5割以下の正答率だったので、受かったなんて全く思っておらず、今年一年の勉強計画を立てていました。
いまになってやっと、体験記なんてかけますが、3月15日の夜頃「まあ、受かってないけど見てみようか、ははは」なんて自虐的な気持ちで見たHPの合格発表に自分の受験番号があったことには、呆然とし、信じられず何十回も確認しました、笑
だから、今まで書いた体験記は私の中でその瞬間まで「失敗記」だった訳です、笑
こんな感じです。